知っていそうで知らないエンジンオイルの話(2)
知っていそうで知らないエンジンオイルの話
前回のつづきです、
「エンジンオイル」は「究極のイメージ商品」?
オイルってその中身を使うので
どんな容器に入っていても良いのですが
触れてみて肌触りを確かめることもできず、
悲しいことに 皆さんにとってオイルというのは
パッケージと宣伝文句で選ばざるを得ない商品ですよね?
業界側としては派手な広告で
アニメキャラのパッケージで売り上げが上がったとか
レースの宣伝効果で売り上げが上がったとか、そういう側面が強いのですが
実際のことをいえば
軽自動車の若い女性がアニメキャラのオイルを入れても、
アニメキャラだとエンジンが止まった、では困りますから
中身がそんなに違うわけではないです。
敢えて今「軽自動車」と書きました、
たかだか660ccのエンジンで普通車と同じ道路を走り、
高速道路も走るわけで、エンジンは普通車よりもはるかに過酷です。
ここでいうイメージというのはある種の、夢のことです、
オイルメーカーがこの夢を売る努力は凄まじいです。
勘違いでも何でも夢として描けるように「わかりやすくする努力」
選んで貰うために、わかりやすくしています。
「それが欲しい」という選択をしてもらうのがゴールですからね。^^;
消費者はそうした派手な夢、広告イメージを抱きつつ
売り場で見る値段と財布との相談を楽しむことになります。
消費者心理というのは、
★あまり安いものは心配で・・・
★少し高額ならば根拠はないけれど安心、
★有名だし・・・。
そんなところだと思います。
すべては安心という名前の「夢」。
逆に一番安いものを選ぶのは勇気のいることです、
聞いたことのないブランドを試すのもやはり同じように勇気がいるでしょう、
つまり「不安」ですね。
では、オイルの違いって何でしょう?
駄目なオイルは・・・
- 寿命が短い
- エンジンが早く汚れる
- 高回転域が重たく、やかましい
オイルの最低基準というものがあっても
実際にこういった流通オイルは粗悪品といわずとも存在します。
私の経験では国産純正オイル(鉱物油)も
大体のものが最良の初期性能を2000kmほどで失います。
そして、その初期性能が特別に優れているか?というと
そうでもなくて、きわめて普通のオイルです。
4L缶で1000円ほどのホームセンターPBなどは
2000km時点で交換をする覚悟にして下さい。
安いオイルでいいからマメに交換すればいい、という話は?
「交換しないよりも良い」
「高品質でない場合は早々に交換」
というのが本質的な意味合いです、
つまり、
より良い結果を求める道しるべではありません。
あなたもオイルメンテナンスに目覚めると、
今よりもずっと静かに、スカッっと加速します。
頑張らなくてもスッっと前に出る ストレスのない走りなら、
車の運転がもっともっと楽しくなります ^^♪
消費者が知らない、業界のいわない事実って・・・どんな?
続きをお楽しみに!!
中古車を購入された方、3万キロを越えたオーナー車両に
ワンディCarドックという一日のメニューで
新車への若返りと新車を超えるクリニックをしています。
お気軽にご相談下さい。
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050-7770-4696 http://candge.com
マスタールウブ しまもと
これを機会に、あなたもエンジンオイルのこと
気にかけて頂けましたら幸いです。
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